泣いた。言の葉舞い散る夏の風鈴 -奏√の感想-
奏ちゃん√、良すぎて泣きました。
言の葉舞い散る夏の風鈴というエロゲの、奏ちゃん√の感想です。
思わず泣いちゃうくらいよかったので、おすすめです。
あ、ネタバレ部分は文字色を白にして隠しているのでプレイ済みの方はPCからドラッグで文字色を変更して見てください。
どんな人におすすめ?
- がんばるヒロインを応援したくなる人
- 後輩が好きな人
- 謙虚なヒロインが好きな人
- 秋野花さんの、どんな役でもできる演技が好きな人
- 範乃秋晴さんのシナリオが好きな人
- 声豚
言の葉舞い散る夏の風鈴(こえ)
シルキーズプラス(DOLCE)さんから2018/21/21に発売された作品です。
- 原画:ひなたもも
- シナリオ:範乃秋晴
です。
感想を書いていく
こちらに本編のネタバレがない体験版の感想をまとめているので、プレイを考えている人は参考にしてみてください!
一応こちらの記事だけでも伝わるように書いていきます。
- [共]:共通√の感想です。
- [個]:個別√、奏ちゃんの個別√の感想です。
[共]全体でのシナリオ
引退した元声優と演技のうまい天才と声優をめざす初心者2人と主人公で声優部を立ち上げて、その舞台発表で賞を取ることを目指す物語でした。
そこで演じる作品が3つあって、ヒロイン3人がそれぞれ一番やりたい脚本が異なり、プレイヤーがどの作品を選ぶかで、どのヒロインを攻略するかが決まります。
その作品の中でメインヒロインを務め、役になりきって演技するうちに、自分を重ね合わせてストーリーが進んでいく感じ。よくあるパターンではあると思うんですけど、とりあえず、攻略を終えた奏ちゃん√はよかったです。
[共]主人公が声豚丸出しオタク
ここが、この作品の好き嫌いの分かれ目になるように感じました。主人公が声豚なのですが、こんな風にけなされても「ぶひーーー!!!!」って言える人なら、最高に楽しめると思います。
ちなみに、ぼくがそうでした。最高に楽しかったです。
[共]声優さんの演技に圧倒された
ゲーム内での脚本に合わせて、ヒロインが演技をします。声優さんは、ゲーム内の脚本のキャラを演じているヒロインを演じることになります。
うまく言えないですがマトリョシカみたいな感じです。
普通のエロゲだとエロゲ内のヒロイン1人分になりきればいいですが、ヒロインが脚本内でのキャラを模索する度に、微妙に異なる演技をしないといけません。
こんなん聞いてもわからんやろって途中で思っていましたが、わかるもんですね。
その時のセリフが、1つ1つが、ぜんぜん違いました。声優さんってまじすごいなって思えるシーンが何度もありました。
・桜川未央さん
・秋野花さん
・遥そらさん
・くすはらゆいさん
・橘まおさん(サブ)
・あじ秋刀魚さん(サブ)
CVを見ても、個人的には大物揃いで、その点でも、声豚だと声優さんのボイスで楽しめると思いました。
[共]範乃秋晴さんのおもしろいセリフと声優さん笑わせてくれる演技が楽しい
体験版をやった人はこれだけで思い出して笑ってしまう気がしますが、督という主人公にもボイスがありますww
シナリオライターさんもおもしろいのに、声優さんもかなりおもしろい演技をしてくれて最高でしたwww
[共]留年生が過半数
同級生と言っても年齢幅があるおもしろい設定です笑
[個]奏ちゃんは、強くて優しい子
足が不自由、というかもう動かなくて、車椅子に乗っている女の子。自分の体のせいで他人に迷惑をかけることがもの凄く嫌な優しい子。
ぼくは、何かを犠牲にできる人、特に自分を犠牲にできる人に憧れてしまいやすいです。奏ちゃんは、自分を犠牲にできる強くて優しい女の子でした。ガチ恋です。
[個]告白シーンがめっちゃ好き
公式ページにないCGイラストは控えたいので、別シーンのものではありませんが、こんな感じでした。
わいもかわいい女の子と手をつないでドキドキする高校生活を送りたかった…わいが手をつないでたのはリレーのバトンだよ!!!確かにめっちゃ心臓ドキドキしたけどな!!!!!! pic.twitter.com/pxTkn66vOD
— みんと (@minttearz) February 23, 2019
[個]短い?
「目標にしていたオーディション1回でシナリオは終わりです。声優になれるところまで行くとか、歩けるようになるとかっていう、もっと先のストーリー」はありませんでした。
確かに短いかなーっとは思いましたが、内容としてはまとまっていて、これでいいんじゃないかなーって印象です。
[個]こっちがありがとう
奏ちゃんは謙虚なので、なんかものすごく何度も「ありがとう」 って言われます。かわいいです。好きです。こっちがありがとうだよ。
ついでですが、えっちしーんは3回でした。おしっこはありませんでした、残念。
[個]詞葉の過去、声優をやめたわけがかっこよかった
「まっすぐに声優を目指す仲間に役をとられて、その演技を聞いてみたら、魂を絞りだすような演技に圧倒された。悔しくて、役を取り返してやるって、意気込むも、勝とうとすればするほど、自分の演技はその役から遠ざかって行った。そこでやめてしまった。スランプって言われることもあったが、そのスランプの演技をファンに届けることが、今の自分で妥協することが許せなかった。だからやめた。」
こんな感じだったはずです。かっこよすぎ。
[個]発表会本番の演技が涙が出るほど響いた
演技をしてる声優さんの演技がすごかったです。
さすが、秋野花さん。
全体的にBGMは中くらいかなって思ってたけど、本番のシーンで初めて流れたBGMもよかったです。
このゲーム内で、今まででいちばんまじめにセリフを聞いた気がします。
「たしかに夢物語ではなくて、ぼくはご都合主義のハッピーエンドが好きなのですが、演技の中で歩いて、夢に一歩ずつ歩いて進んでる奏ちゃんの溢れんばかりの思いが見れて、ハッピーエンドな気がしました。
奇跡は起こらないってことをリアルで知ってしまった奏が、今度こそ奇跡を起こすんだ!って感じの力強い、あきらめない演技が、最高でした。」
[個]エンディング
たぶん「詞葉√に繋がるようなエンディング」だったのがよかったです。
それではノシ
もっとテキトーに書くつもりだったのですが、けっこうきちんと書いた気がします。もしかしたら別記事に書き換えて、メインブログに持っていくかもしれません。
とりあえずこのはてなブログで投稿します。
プレイ済みの方から、あのシーンもよかったよね?等の、ブログのコメントやTwitterのリプがいただけると嬉しいです。
それじゃ毎日更新なのでまた明日ばいばいっ!ノシ
言の葉舞い散る夏の風鈴【予約特典:ひなたもも先生描き下ろしジャケットオリジナル音楽CD / Amazon.co.jpオリジナル特典:描き下ろしA3マイクロファイバータオル 付き】
- 出版社/メーカー: シルキーズプラス(DOLCE)
- 発売日: 2018/12/21
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