Atelier Mint

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人生で初めて救急車を呼んだ話

救急車を呼びました

 

 

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人生で一度だけ救急車を呼んだことがあります。あ、ぼくが大けがをしたのではなくて、”そういう状況に居合わせて119発信した”って意味です。その時の発信履歴をスクショしておきました。

 

 

救急車を呼んだ出来事

2016年6月23日のことでした。美容院に行こうと、ラボを抜け出して、チャリで向かっていました。

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Google Map より

ぼくがクロスバイクで上り坂をゆっくり漕いでいると、後ろからけっこうなスピードを出したロードバイクのおっさんが抜いていきました。

坂の頂上でも減速することなく、おっさんの背中はあっという間に見えなくなりました。でも、その上り坂の後には長い下り坂があったんですよね。

下り坂に差し掛かってみると、そのロードバイクが放り出されておりおっさんが中央線あたりで倒れていました。

地面にはおっさんが滑ってできたと思われる血の線ができており、「これやばいやつや」と気づきました。

自分の乗っていたクロスバイクを放り出して、おっさんに声を掛けましたが反応はありませんでした。外傷は、打撲と擦り傷って感じでした。しかし、顔面にはゾンビクラスのあざができて出血しており、膝のえぐれたような傷がひどかったのを覚えています。

近くには左の道から出てきてぶつかったのであろう車が、中途半端な状態で止まっていました。その車から50歳くらいのおじさんが出てきていました。他にも現場を目撃したのであろう車が2・3台止まっていて、数人が車から出てきていました。

ぼく「おい、何してんだてめぇ!救急車呼んだか!?」

おじさん「いえ、呼んでません。」

ぼく「ぶっ〇すぞ!オレが呼ぶんで、チャリのおっさんを歩道まで運んでください!あとそこの人!、おっさんを歩道に運ぶの手伝ってあげて!あと車の誘導してください!」

こんな感じのセリフを言ったと思います。焦っていて、そして近くにいる3・4人がただ見ているだけでブチ切れてしまい、かなり荒い言葉を吐いてしまったのを覚えています…。

ぼくはスマホ119番通報し、救急であること、住所、状況、ぼくの電話番号あたり、を伝えました。幸いその辺の地理には詳しかったので場所を話すのは的確な返答ができました。ただ、焦っていたのでベラベラしゃべってしまい、「聞いていることだけに答えてください」と言われて少し冷静になりました。

この時、唯一おもしろかったことがあって、ケガ人のおっさんがなんとお医者さんでした。救急隊員から意識があるかを聞かれて、歩道で座っていたおっさんに声をかけたところ、「意識はある、顔面とひざを打撲して、骨は折れてない、医者だからわかる」と息絶え絶えながらも無駄のない返答をくれて、「やるじゃねぇか…笑」思わず笑ってしまいました。

救急車の到着はあっという間でした。音で、どの道から来ているのか見当がつくので、そこへ向かって走り、手を振って救急車を誘導しました。

救急隊員が担架?で救急車に運び込み、応急処置をしたようでした。電話した本人ということで近くにいましたが、ぼくは事故の発生を目撃したわけではなかったので、あっさりと解放されました。

道端に放り投げてしまっていたチャリを回収し、美容院に遅刻の電話を入れました。

救急車が去った後、ぶつかったのであろう車のおじさんは、ぼくにものすごく頭を下げてきて動揺しました。名前を聞かれ、後で謝礼をすると言われたのですが、断りました。「人として当然のことをしたまでです(どやぁ」というセリフを言えただけで満足です笑

 

 

救急車の呼び方

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当たり前ですが、119番通報します。もし電話を持っていなくても、他人のスマホを取って、ロック画面を解除せずとも”緊急通報”発信できるようになっています。

しかし、なんでもかんでも救急車を呼べばいいわけではありません。この時は地面の血の跡とケガ人のあざのひどい顔面を見て動揺し、声をかけても返事も動きもなかったので、自分ではどうしようもないと思い、救急車を呼びました。結果論ですが、ケガ人の意識はあり、医者だったのでもしかしたら呼ばずともなんとかなったのかもしれません。

 

救急車を呼ぶときに大事なこと(体感)

ケガ人の安全確保:まずこれです。二次災害を防ぐってやつでしたっけ。

救急、住所、けが人の状態、自分の電話番号を伝える:119の電話は火事のときも使います。最初に救急or火事を言うことは、高校の保健の授業で覚えた数少ないことだったのでバッチリでした。伝える内容は覚えなくても、すべて救急隊員が質問してくれるので、それに冷静に的確に答えればおkです。

住所は近くの電柱や信号を見る:ぼくの場合はよく知った場所だったので詳しく説明できましたし、近くまできた救急車の誘導もできました。でも知らない場所でこういう事態に陥る可能性もあります。そういうときは電信柱や信号機に住所が書いてある場合があるので、今度ちらっと見てみてください。

三者ががんばる:当事者は(加害者も被害者も)、動揺してまじ何もできません。だれかがなんとかしてくれるやろ、で人が死にます。大袈裟かもしれませんが、それくらいの気持ちで自分にできることを的確にするのが大切だと思いました。

 

 

それではノシ

最近ロードバイクで通勤するようになり、今日クロスバイクのおっさんを猛スピードで追い抜いたので思い出しました。この事故のようにはなりませんでしたが、スピードを出すことが普通に危ないですし、最近は冬で路面が凍結していたり路上のミラーが凍っていたりして、こけやしないかと不安になります。

いつ非常事態が起こるかわからないので、イメトレをしておくのも大切ですね。けっこうまじめな話になってすみませんw

それじゃ毎日更新なのでまたあした~ばいばいっ!ノシ

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